← 使い方ガイドに戻る

クロスステッチの始め方完全ガイド

クロスステッチとは

クロスステッチは、布の織り目に沿って×(バツ)の形の刺しゅうを一目ずつ重ねていく手芸です。図案がそのままマス目状の設計図になっているため、絵を描くのが苦手な人でも、マス目通りに刺していくだけで正確に絵柄を再現できるのが最大の魅力です。海外では「Cross Stitch」と呼ばれ、古くから世界中で親しまれてきた伝統的な手芸のひとつでもあります。

必要な道具

刺しゅう布(アイーダ)

クロスステッチ専用の、格子状の織り目がはっきりした布です。「アイーダ」という名前で売られていることが多く、11カウント・14カウント・16カウントなど、1インチあたりのマス数によって仕上がりの細かさが変わります。数字が大きいほど目が細かく、図案がより小さく・精密に仕上がります。初心者は目が詰まりすぎていない14カウント前後が扱いやすいです。

刺しゅう糸

25番刺しゅう糸と呼ばれる、6本の細い糸がより合わさったタイプが定番です。1マスを刺す際は、このうち2〜3本を引き揃えて使うのが一般的。DMCやCOSMOといったメーカーが色番号付きで販売しており、図案の色番号に対応する糸を選んでいきます。

クロスステッチ針

先端が丸くなった「トピック針」または「クロスステッチ針」と呼ばれる専用針を使います。布の織り目を割かずに糸を通せるので、布地を傷めにくいのが特徴です。

刺しゅう枠

布をピンと張った状態で固定するための枠です。必須ではありませんが、布のたるみを防ぎ、目がそろいやすくなるので、特に初心者にはあると作業がぐっと楽になります。

基本の刺し方

  1. 布を刺しゅう枠にセットし、ピンと張る
  2. 図案を見ながら、刺したいマスの左下から右上へ斜めに糸を渡す(1本目の線)
  3. 同じマスの右下から左上へ斜めに糸を渡し、×の形を完成させる(2本目の線)
  4. 同じ色のマスをまとめて①の向きだけ先に刺し進め、あとから②の向きで揃えて刺すと、裏側もきれいに仕上がりやすい
  5. 色を変えるときは、糸の始末(玉結びを作らず裏の糸に数目くぐらせて留める)をしてから次の色に移る

すべてのマスの×の向きを統一する(上に重なる糸の向きをそろえる)ことが、見た目を美しく仕上げる一番のポイントです。

初心者がつまずきやすいポイントと対策

糸がよじれる

刺している途中で針をくるくる回して糸のよじれを戻すクセをつけると、糸割れやもたつきを防げます。

マス目を数え間違える

図案の中心と布の中心をあらかじめ合わせておき、10マスごとなど区切りのいいところに印をつけながら刺し進めると、ズレに早く気づけます。

裏側の糸が渡りすぎて透ける

離れた場所の同じ色を、裏側の長い糸渡りでつなげてしまうと、薄い布では透けてしまうことがあります。3〜4マス以上離れる場合は、一度糸を切って刺し直すのがおすすめです。

推しどっとで作った図案を刺すときのヒント

推しどっとで生成したクロスステッチ図案は、色ごとにマス数が表示されているので、その数だけ糸を用意すれば材料の過不足を防げます。図案の横幅(マス数)を大きくするほど細かく再現度が上がりますが、その分刺す目数も増えるため、初めての1枚は横幅40〜50マスくらいの小さめサイズから試すのがおすすめです。